第2種電気工事士 筆記試験対策

この記事では、私が第2種電気工事士の試験に合格するまでの勉強法などを紹介します。

第2種電気工事士の試験には、「筆記試験」と「技能試験」があり、まずは、「筆記試験」について、私がしてきた勉強法についてお話します。

筆記試験対策は”3か月の通勤時間”で大丈夫

筆記試験の勉強を本格的に始めたのは、筆記試験の3か月前でした。子どもが生まれたばかりの時期だったので、家で机に向かって勉強するような時間もやる気もほとんどありませんでした。

そこで私が勉強時間に充てていたのが、通勤時間です。

会社に行くまで電車で片道20分往復で40分の時間を使って勉強していました。3か月前から。

筆記試験は自己採点したところ、78点/100点で、合格点が60点からすれば、安全圏といったところだと思います。

正直なところ、完全に独学だったので、これが正しい勉強法だったのかはよくわかりませんが、とりあえず合格できたので、私にとってはこのやり方が合っていたみたいです。

とにかく過去問を解くべし

そして、この通勤時間の40分で何をしていたかといえば、

スマホをポチポチしてました。

筆記試験の問題の多くはいわゆる暗記問題が出題されます。大学受験のときは、この暗記というのがとても苦手で苦労したのを思い出します。当時は、赤色のシートで隠しながら覚えたりしてましたが、時代は変わりましたね。

ホーザン株式会社さんが提供している「電工試験の虎 第二種電気工事士試験対策アプリ」

第二種電気工事士試験対策 電工試験の虎 学科/技能解説動画付

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このアプリを使えば、問題集を持ち歩く必要もなく、繰り返し過去問の練習ができます。

そして、これが無料なのがありがたい。

基本的な知識を教えてくれる動画や、過去問の解説動画なんかも見れたりするので便利です。

私の場合は、過去問を解くための辞書代わりに参考書を使っていました。

これも持ち歩きたくなかったのでkindle版で買いました。
2024年版 ぜんぶ絵で見て覚える第1種電気工事士 学科試験すい~っと合格

実際には、先に参考書を買って読んでみたのですが、圧倒的な情報量に睡魔との戦いとなってしまったため、参考書を見ながら、アプリの問題を解くというスタイルに落ち着きました。

「複線図」と「電気の基礎理論」は手強い

毎日の通勤時間にホーザンのアプリで過去問をポチポチ解いていた私の前に2つの壁が現れました。

それが、「複線図」と「電気の基礎理論」です。

ホーザンのアプリでは、過去問がカテゴリー別に分類されており、

「配線図記号」「材料及び工具」「配線器具」「工事の施工方法」「法令」「複線図」「電気の基礎理論」の7つで構成されています。

このうち

「複線図」は、書かないと問題が解けないタイプ

「電気の基礎理論」は、連続する計算から答えを導かないと問題が解けないタイプ

とスマホでポチポチ勢の私はあえなく撃沈しました。

「複線図」は基本が分かれば、難しくない

「複線図」カテゴリーの問題の多くは、単線図を複線図に書き換えて、解く問題です。

言い換えれば、複線図さえ正しく書ければ、まず間違えることのないカテゴリーでもあります。

そして、この単線図から複線図への書き換えは(詳しい解説は、プロの解説にお任せします。)やり方を覚えれば、難しくないです。

ホーザンのアプリでは「複線図」カテゴリーの過去問が約90問用意されていますが、実際に私が試験までに解いたのは20問程度でした。

それで十分だったかは分かりませんが、仕事や育児の中でできるのはそれくらいが限界でした。

ただ、実際の筆記試験やその後の技能試験でも複線図が書けないという事態にはなりませんでしたので、スマホでポチポチ勢の私は、一時絶望しましたが、実は簡単なカテゴリーなのかもしれません。

電気の基礎理論結局スマホでポチポチ

「電気の基礎理論」の計算問題を前に、「こんなの紙とペンないと無理じゃん」と半ばスマホでの勉強を諦めていた私ですが、

ホーザンのアプリで過去問を開く→全然わからないので解説動画を流し見る

を繰り返すことで、徐々に何も解説を見ずに解ける問題を増やしていきました。

そして、肝心の計算はどうしていたのかというとスマホの電卓機能を使いました。

問題の解き方さえ覚えてしまえば、出てくる計算は+、-、×、÷の四則演算くらいしかありません。

なので、それくらいならぶっつけ本番の自分でもできるだろうと期待して、解き方を覚えることに注力かつスマホで勉強できるようにするために、敢えて電卓で計算をしていました。

そして、試験当日へ

こんな感じの勉強を続けて、試験当日1週間前までにはアプリ内の過去問を90%以上は解ける状態まで仕上げました。

そして試験当日へ。

会場へは受験票シャープペンシルフリクションボールペンを持っていきました。

フリクションボールペンは、複線図を書く際に使います。

いわゆる消せるボールペンで色は黒(非接地側)・青(接地側)(赤色配線)緑(アース)のタイプがおすすめです。

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試験はマークシート方式で、試験時間が2時間です。

試験時間は2時間もありますが、1時間以内には終わると思います。

途中退出が可能なのですが、かなりの人が退出可能時間のタイミングで帰宅していたので、時間はかなり余裕だと思います。

以上が私の筆記試験対策の紹介でした。

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